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​シリーズ詳細

- その他 -

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私の結婚に関する予言38 (宝島社文庫)

看護師・平沢里香は、インドで占い師に「29歳で結婚する」「キーワードは38」だと予言される。
29歳になると里香の周りには、ホントに「38」に関わる男(しかもイケメンばっかり!)が続々と現れる。
めくるめく恋愛にどっぷりつ浸かる里香だったが、気づくとIT企業の買収合戦に巻き込まれ、スパイに拉致され、ついには殺人事件の容疑者に…。

はたして里香の運命は?結婚は!?

第3回「日本ラブストーリー大賞」エンタテインメント特別賞受賞作。

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ダナスの幻影(朝日新聞出版)

【改題】悪い女 藤堂玲花、仮面の日々(朝日文庫)

目黒の高級住宅地に住む主婦の玲花。

高給取りの夫と可愛い子供に囲まれ、〝ミセス・パーフェクト〟の称号を持つ彼女だったが、高校時代の同級生の死をきっかけに、その完ぺきだった日常が崩れ、暗い過去が明らかになる……。

人間の限りない欲望と悪意を描いた、吉川英梨の初期の意欲作。

​悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

​ダナスの幻影

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片恋パズル なぞの暗号と、ヒミツの気持ち

(集英社みらい文庫)

ある日、ひなはダッシュしていたらオジサンをふっとばし、手帳をとりちがえてしまった。
その手帳にはなぞの暗号が記されていた。

ひなは、クールで毒舌な同級生、たくとなぞ解きをするが……。

子ども向けながら、ラブとミステリの要素を詰め込んだ吉川英梨ならではの児童文学。

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葬送学者 鬼木場あまねの事件簿(河出書房新社)

改題】葬送学者R.I.P. (河出文庫)

柳田國男オタクの民俗学教授・福満と葬送儀礼に魅せられた美人助手・鬼木場あまねが、日本各地の葬送儀礼を巡る謎を解く。

第一話では、あまねが、ある地域の葬儀で殺人事件に遭遇する……。

“葬式マニアの美人助手&柳田國男信者の落ちめ教授”のインテリコンビによる「葬送学」ミステリで、吉川英梨にしては珍しい連作短編集。

葬送学者 鬼木場あまねの事件簿

葬送学者R.I.P.

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ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一 (幻冬舎文庫)

家庭を顧みずに仕事に没頭してきた叩き上げの刑事・本城は、警察官僚として出世争いの渦中にいる息子から懇願される。

「出向中に詐欺組織に盗まれた警察手帳を内密に奪還してほしい」というのだ。

親の務めを果たしてこなかった慙愧の念から、息子の隠匿に手を貸すことを決める本城だが、手帳に迫る過程で摑んだのは、殺人も厭わない詐欺組織の実態だった……。

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雨に消えた向日葵(幻冬舎)

埼玉県坂戸市で小学五年の石岡葵が失踪した。
最後に目撃されたのは豪雨の中をひとりで歩く姿。
現場には残されていたのは傘一本。
誘拐か、家出か、事故か。

葵が一か月前に男につきまとわれたという姉の供述を受け、県警捜査一課の奈良健市も坂戸市に急行した。二転三転する証言、電車内で発見された葵の私物、少女に目を付けていたという中学生グループ……。

情報が錯綜し、家族が激しく焦燥に駆られるなか、執念の捜査で真相に迫っていく。

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ブラッド・ロンダリング(河出書房新社)

警視庁捜査一課の新人刑事・真弓倫太郎が配属された日、駐車場の車に真っ逆さまに突き刺さった死体が発見される。

女性刑事・汐里とともに事件を追う真弓は、やがてひとつの集落を消滅させた凄惨な大火事にたどりつく。

加害者家族が背負った過酷な運命。

そして、彼にも知られてはいけない秘密があった……。

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新宿特別区警察署 Lの捜査官(KADOKAWA)

歌舞伎町、新宿二丁目と三丁目を管轄する「新宿L署」こと「新宿特別区警察署」の管内のホテルで、全裸の中年女性の遺体が発見され、その女性の息子がノコギリを持って逃走するという事件が起きた。

新任の新井琴音警部は、レズビアンであり界隈の歴史や情報に詳しい部下・堂原六花巡査部長とともに捜査に入るが……。

男性中心の組織の中で、家庭を持つキャリア女性刑事とレズビアンの異色捜査官が奮闘する、新しいタイプの警察小説。

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海の教場(KADOKAWA)

主人公・桃地は、海上保安官の中でも縁の下の力持ち部門「主計」の専門官。しかし「肝臓がんで余命一年」の学生時代のマドンナ・高浜彩子に寄り添うことを決意し、京都府舞鶴市の海上保安学校の教官として赴任することにした。彩子が海上保安官を目指して入学する息子のそばで過ごすためだ。

桃地は、船舶運航システム課程主計コース3組の担任となったが、腐れ縁の校長・比内から、ある事情がクラスに重い影を落としていることを聞かされ……。命と向き合う機会の多い、海上保安官という仕事。明るく人間味あふれる桃地の、学生たち、そして愛する人とのかかわりの日を描いた教場物語。

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​虚心(幻冬舎)

少ない降水量にもかかわらず、雨により埼玉県の黒部山で土砂崩れが発生した。一人が行方不明になるなか、瓦礫からは不法投棄された産業廃棄物が大量に発見される。

 

県警は事故ではなく事件と判断、捜査一課の奈良健市も捜査に加わる。捜査本部は崩落発生地の所有者特定に着手。すると、意外な人物の名があがった。

それは迷宮入りさせてしまった十六年前の殺人事件で、奈良が犯人だと確信し、逮捕直前まで迫った因縁の相手なのだが……。

​『雨に消えた向日葵』の奈良刑事が活躍するヒューマンミステリー。

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​桜の血族(双葉社)

警視庁暴力団対策課の刑事の妻であり、娘でもある仲野誓は

ある日、同じ課で働く夫の賢治が銃撃されてしまう。
 

誓は犯人を逮捕するため、「警視庁初の女マル暴刑事」である薮哲子とコンビを組む。復帰早々に日本最大の暴力団・吉竹組の元組員の会社宅で爆破事件が発生。この事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争、そして賢治銃撃事件とも複雑に絡んでいるのか。マル暴刑事の執念と複雑化する暴力団組織の闇、血飛沫舞うヤクザの生き様から目を離せない。


規格外のマル暴女刑事が活躍する警察小説。

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​トヨタの子(講談社)

日本企業最大の利益を誇るトヨタ自動車。
その創業者とボンボン御曹司(?)の夢と苦難を綴った
「奇想天外」な経済小説。

豊田家御曹司・章男少年は曾祖父・佐吉の顕彰祭へ家族と来ていた。
いたずら坊主の章男は裏山から転び落ちた拍子に車にはねられてしまう。

一方は明治時代、佐吉の息子・喜一郎は
「自動車」に乗ってきたというアキオと名乗る不思議な子供と、
しばしの友情を育む。
そして時代が進むたび喜一郎の前に不思議な人が次々と現れる
……彼らはいったい何を伝えに来たのか?

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警官の標 警察小説アンソロジー (朝日文庫) 

すべて書籍初収録! いきなり文庫!!

捜査小説から、
組織としての警察を描いた作品、
警察官が主人公でない作品まで……

警察小説の魅力が、横断的に、端から端まで詰まった
超傑作揃いのアンソロジー!!

【目次】
月村了衛「ありふれた災厄」
深町秋生「破談屋」
鳴神響一「鬼火」
吉川英梨「罪は光に手を伸ばす」
葉真中顕「不適切な行い」
伊兼源太郎「いつかの山下公園」
松嶋智左「同期の紅葉」
解説  若林踏

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